「孤独死」の記事を読んで

31日の朝刊にまた孤独死の記事が載っていました。87歳の女性ですが有料老人ホームの入居者です。亡くなってから1週間もの間 職員をはじめ誰も顔を見ないことに気付かれなかったこと 17日から新聞も溜まっていたこと 15日には胸の痛みを訴えて職員に送迎されて病院にいっていることなど読んでいるうちにホームに入って暮らしている意味が何処にあるのかと考えてしまいました。家族から施設に「電話に出ない」と連絡がなければもっと発見が遅れたと思うとまるで町の片隅で起きた孤独死と同じです。有料老人ホームのパンフレットにある整った設備や沢山の人がいる中での「安全」 「安心」 「快適」とは、かけ離れた現実を「これが今の社会だ」と突き付けられたようでショックで落ち込んでいます。亡くなられた方のご冥福をお祈りしています。       吉川

1 つのコメントがあります

  • 有料・公的問わず、老人ホームなど施設の高齢化は深刻な問題ですね。おそらく入居当時は皆さんお元気で、交流や文化的な活動、外出なども盛んなのでしょうが、どうしても20年、30年経つと高齢化が進み、施設が謳うような雰囲気とは違ってしまうのでしょうね…。老人施設や高齢者専用マンションなど、お年寄りを対象にした居住空間が増えてきていますが、お年寄りだけを集めてしまうことに少し疑問を感じています。施設や設備などのハードだけが重要なわけではなく、やはり人との繋がりや、それを可能にする仕組みが大切なんでしょうね。 ナカ

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