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役立つ情報 本人の状態整理 公開: 2026年8月23日 更新: 2026年8月23日

【介護職】夜勤がきつい?仕事内容・手当を向いている人の視点で克服!

この記事は介護に関する一般情報です。制度、費用、施設情報は変わる場合があるため、必要に応じて自治体、ケアマネージャー、医療機関、各事業者へ確認してください。

介護職の夜勤は、「きつい」という声がある一方で、高めの夜勤手当や日中の時間を有効活用できるといったメリットもあり、働き方を検討する上で重要な選択肢の一つです。この記事では、介護職の夜勤について、主な職場の特徴、具体的な仕事内容、そして働く上で確認すべきポイントを詳しく解説します。初めて夜勤を検討する方や、夜勤のある職場への転職を考えている方が、ご自身のライフスタイルや体力、キャリアプランに合った職場を見つけるための判断材料となる情報を提供します。

介護職 夜勤 きついの働き方の特徴

介護職の夜勤は、主に高齢者施設や障がい者施設で行われます。夜間帯は利用者様の生活リズムに合わせたケアが中心となり、日中とは異なる業務内容や環境が特徴です。特に「きつい」と感じる要因としては、身体的な負担や緊急対応の責任、少人数での業務遂行などが挙げられます。

夜勤がある主な施設種別とそれぞれの特性

夜勤を伴う施設は多岐にわたりますが、ここでは代表的なものをいくつかご紹介します。施設種別によって、利用者様の状態や求められるケアの内容が異なるため、夜勤の働き方も変わってきます。

  • 特別養護老人ホーム(特養)
    公的な施設で、要介護度が高い方や認知症の方など、比較的重度なケアが必要な方が多く入居しています。夜間は巡回、体位変換、排泄介助、緊急時の対応が中心となります。看取りケアを行う施設も多く、利用者様の急変対応や精神的なサポートが求められることもあります。
  • 介護老人保健施設(老健)
    在宅復帰を目指すためのリハビリテーションを提供する施設です。特養と同様に医療的ケアが必要な方も多く、夜間は体調管理や服薬介助、緊急対応などが業務に含まれます。
  • 有料老人ホーム(介護付き・住宅型)
    民間運営の施設で、サービス内容や費用は施設によって大きく異なります。「介護付き」では、特養に近い形で介護サービスを提供し、夜勤業務も類似しています。「住宅型」では生活支援が中心ですが、提携する訪問介護事業所が夜間訪問介護を行う場合もあります。入居者様の自立度によって夜間の見守りや介助の頻度が変わります。
  • グループホーム
    認知症の方が共同生活を送る施設です。夜間は利用者様の生活リズムを尊重しつつ、安否確認や排泄介助、必要に応じた声かけなどが中心となります。少人数制のため、一人ひとりの利用者様と深く関われる機会が多い一方で、緊急時の対応は少人数で行うことになります。

これらの施設では、一般的に「二交代制」または「三交代制」のシフトが採用されています。二交代制は、日勤と夜勤の大きく2つの時間帯で勤務を分け、夜勤は夕方から翌朝までの長時間勤務(例:16時~翌朝9時)となることが多いです。三交代制は、日勤・準夜勤・深夜勤の3つの時間帯で勤務を分け、夜勤の拘束時間は二交代制より短くなります。

仕事内容と1日の流れ

介護職の夜勤の仕事内容は、施設種別や利用者様の状況によって細かな違いはありますが、共通して「利用者様の安全確保」と「快適な夜間生活のサポート」が中心となります。ここでは、一般的な夜勤の仕事内容と1日の流れをご紹介します。

夜勤の主な仕事内容

  • 巡回・安否確認
    定期的に居室を巡回し、利用者様の呼吸状態、寝返りの有無、転落の危険性がないかなどを確認します。ナースコール対応も含まれます。
  • 体位変換・排泄介助
    自力で体位変換が難しい方には、床ずれ防止のために定期的に体位を変換します。また、トイレ誘導やオムツ交換などの排泄介助も重要な業務です。
  • 服薬介助
    夜間に服薬が必要な利用者様への介助を行います。
  • 緊急時対応
    利用者様の体調急変や転倒などの緊急事態が発生した際には、状況に応じて医療機関への連絡、応急処置、家族への連絡などを行います。
  • 記録業務
    巡回時の様子、介助内容、利用者様の状態変化などを記録します。
  • 環境整備
    共用部分の清掃や翌日の準備(配膳準備、洗濯など)を行うこともあります。
  • 起床介助・朝食介助準備
    早朝には、利用者様の起床介助を行い、着替えや洗面をサポートします。また、朝食の準備や配膳なども行います。

夜勤の一般的な1日の流れ(二交代制の場合の例)

施設によって開始・終了時間は異なりますが、大まかな流れは以下のようになります。

16:00~17:00
日勤者からの申し送り。利用者様のその日の状態や特記事項、夜間対応の注意点などを共有します。
17:00~18:00
夕食介助。食事の準備、配膳、見守り、必要に応じて食事介助を行います。
18:00~20:00
就寝準備。口腔ケア、着替え、トイレ誘導、臥床介助などを行います。
20:00~22:00
巡回、排泄介助、記録業務。利用者様が落ち着かれている時間帯に、記録をまとめたり、翌日の準備を行うこともあります。
22:00~翌5:00
深夜巡回、体位変換、排泄介助。利用者様が眠っている間も、定期的に巡回し、安否確認や体位変換、オムツ交換などを行います。ナースコール対応も随時発生します。仮眠時間を設けている施設もあります。
翌5:00~翌7:00
起床介助、排泄介助。利用者様が起き始める時間帯に合わせて、起床のサポート、着替え、洗面、トイレ誘導などを行います。
翌7:00~翌8:00
朝食介助準備、朝食介助。食事の準備、配膳、見守り、介助を行います。
翌8:00~翌9:00
日勤者への申し送り、記録最終確認。夜勤中の利用者様の様子や特記事項を日勤者に伝達し、業務終了となります。

少人数での夜勤は、一人で多くの業務をこなすため、判断力や責任感が求められます。特に緊急時の対応は、落ち着いて状況を把握し、適切な行動を取ることが重要です。

メリット・大変な点

介護職の夜勤には、他の勤務形態にはないメリットと、注意すべき大変な点が存在します。これらを理解することは、ご自身に夜勤が向いているかどうかを判断する上で不可欠です。

夜勤のメリット

  • 夜勤手当による収入アップ
    多くの施設では、夜勤勤務に対して「夜勤手当」が支給されます。これにより、日勤のみの勤務に比べて月収を増やすことができます。夜勤手当の金額は施設によって異なりますが、給与アップを目指す方にとっては大きなメリットとなります。
  • 日中の時間を有効活用できる
    夜勤明けや夜勤の前日は、日中の自由な時間を確保しやすいという特徴があります。役所の手続き、銀行での用事、病院受診、習い事、趣味の時間など、平日の日中にしかできないことを済ませやすいのは大きな利点です。
  • 利用者様と深く関われる機会
    夜間は日中に比べて利用者様の数が少なく、落ち着いた環境で一人ひとりの利用者様と向き合う時間が取りやすい傾向があります。これにより、より丁寧なケアを提供したり、信頼関係を築きやすくなったりすることもあります。
  • 集中して業務に取り組める
    日中は来客や電話対応、レクリエーションなどで多忙になりがちですが、夜間はそうした中断が少ないため、自身の業務に集中しやすい環境と言えます。

夜勤の大変な点

  • 身体的負担が大きい
    不規則な生活リズムは、睡眠障害や自律神経の乱れを引き起こしやすく、身体的な疲労が蓄積しやすい点が挙げられます。特に、高齢の介護職の方や持病がある方にとっては、この負担はより大きくなる可能性があります。
  • 精神的負担が大きい
    夜間は少ない人数で利用者様の命を預かるため、緊急時の対応や急変時の判断など、大きな責任が伴います。また、日中と比べて相談できる同僚が少ない環境で、孤独感を感じやすいこともあります。認知症の利用者様の徘徊や、幻覚・妄想への対応も精神的な負担となることがあります。
  • 生活リズムの調整が難しい
    夜勤明けは疲労困憊で眠ってしまい、活動できる時間が短くなることもあります。また、休みの日も夜勤のリズムから完全に抜け出すことが難しく、友人や家族との予定が合いにくいといった生活上の制約も発生しやすくなります。
  • 緊急時の判断力と対応力が必要
    利用者様の急変や事故が発生した場合、夜勤者はその場で冷静に状況を判断し、適切な初期対応を行う必要があります。医療職の常駐がない施設では、特にその責任が重くなります。

夜勤は「きつい」と感じる側面がある一方で、得られるメリットも少なくありません。ご自身の体力や精神力、生活スタイルと照らし合わせて、慎重に検討することが大切ですいです。

夜勤・シフト・人員配置で確認したいこと

夜勤のある介護職の職場を選ぶ際には、給与面だけでなく、具体的な勤務条件や安全体制について詳しく確認することが重要です。入職後に後悔しないためにも、以下のポイントを事前に確認しましょう。

夜勤手当の金額と支給条件

「介護 夜勤 手当」は、施設によって大きく異なります。まず確認したいこととして、1回あたりの夜勤手当がいくらなのか、月に何回まで夜勤に入れるのか、残業が発生した場合の扱いはどうなるのかなどを確認しましょう。手当の金額だけで判断せず、手当を含めた総支給額が、ご自身の希望する収入と合っているかを確認することが大切です。

シフトの希望や融通の利きやすさ

シフト制勤務では、ご自身の希望がどの程度反映されるかを確認することも重要です。例えば、「連休は月に何回取れるか」「希望休は月に何日まで申請できるか」「夜勤の回数調整は可能か」などを確認しましょう。特に、プライベートの予定を大切にしたい方は、シフトの融通の利きやすさが働きやすさに直結します。

夜間の休憩時間と仮眠の有無

長時間の夜勤では、適切な休憩と仮眠が身体的な負担を軽減するために不可欠です。休憩時間が何時間確保されているか、仮眠室があるか、実際に仮眠を取れる環境にあるか(緊急時の対応で中断されることはないか)などを確認しましょう。休憩が十分に取れない職場は、疲労が蓄積しやすく、結果的に「きつい」と感じる原因になります。

夜間の人員配置と緊急時対応体制

夜間の人員配置は、利用者様の安全と介護職員の負担に直結します。夜勤帯の介護職員の人数、看護師の常駐の有無、医療機関との連携体制(オンコール体制など)をまず確認したいことです。特に、医療的ケアが必要な利用者様が多い施設では、看護師の配置状況が重要になります。人員が手薄な職場は、緊急時の対応が遅れたり、介護職員一人ひとりへの負担が大きくなったりする可能性があります。

業務負担の偏り

夜勤業務は、特定の職員に負担が集中していないか、業務が公平に分担されているかを確認することも判断材料となります。例えば、特定の職員が常に重度の利用者様を担当している、記録業務が特定の職員に押し付けられている、といった状況がないか、可能であれば見学時や面接時に質問してみるのも良いでしょう。

未経験者が確認したい教育体制

介護職が初めての方や、夜勤が初めての方にとって、充実した教育体制は安心して働き始めるための重要な要素です。特に夜勤は、日勤とは異なる状況判断や対応が求められるため、事前の準備が欠かせません。

夜勤に入るまでの研修期間と内容

未経験者が夜勤に入るまでに、どのような研修が用意されているかをまず確認したいことです。例えば、「日勤帯で〇ヶ月のOJT(On-the-Job Training)があるか」「夜勤に入る前に座学研修や同行研修があるか」などを確認しましょう。いきなり一人で夜勤に入るような職場は、不安や負担が大きくなる可能性があります。

先輩職員によるOJTやフォロー体制

実践的なスキルを身につけるためには、先輩職員による丁寧なOJTが不可欠です。「夜勤で分からないことや困ったことがあった際に、誰に相談できるか」「緊急時にすぐに助けてくれる体制があるか」など、具体的なフォロー体制を確認することが判断材料となります。特に、入職初期は不安を感じやすいものなので、気軽に相談できる環境があるかどうかが重要です。

マニュアルや緊急時対応フローの有無

業務マニュアルや、利用者様の急変、災害発生時などの緊急時対応フローが明確に整備されているかを確認しましょう。これらの資料がきちんと整っている職場は、教育体制がしっかりしている傾向があります。また、実際に緊急時対応の訓練が行われているかなども確認してみると良いでしょう。

資格取得支援制度

介護職としてキャリアアップを目指すなら、資格取得支援制度の有無も確認したいポイントです。例えば、「介護職員初任者研修」や「実務者研修」などの受講費用を補助してくれる制度があるか、勤務時間内で研修に参加できるかなどを確認しましょう。スキルアップは、自信を持って業務に取り組むことにも繋がります。

よくある質問

介護職の夜勤に関して、多くの方が抱く疑問をQ&A形式でまとめました。

Q1: 介護職の夜勤は月に何回くらいありますか?
A1: 施設や雇用形態によって状況により異なりますが、一般的には月に4~6回程度が多いとされています。二交代制の施設では、月に4~5回程度で夜勤手当を含めると日勤のみより高収入になるケースが多く見られます。三交代制の場合は、準夜勤と深夜勤を合わせて月に8回程度入ることもあります。ご自身の体力や生活リズムに合わせて、無理のない回数で働くことが大切です。
Q2: 夜勤中に休憩や仮眠はきちんと取れますか?
A2: 労働基準法により、8時間を超える勤務では最低1時間の休憩が義務付けられています。しかし、利用者様の状況によっては、緊急対応などで休憩が中断されることもあります。仮眠に関しては、仮眠室が用意されている施設や、交代で仮眠を取れる体制が整っている施設もありますが、全ての施設で保証されているわけではありません。面接時や見学時に、休憩や仮眠の実態について具体的に確認しましょう。
Q3: 夜勤明けの過ごし方で工夫できることはありますか?
A3: 夜勤明けは疲労が大きいため、無理せず休むことが一番です。仮眠を取る場合は、短時間(1~2時間程度)に留め、夜の睡眠に影響が出ないように工夫する方もいます。また、夜勤明けの日は、体を休めることを優先し、激しい運動や飲酒は避けるのが賢明です。日中の時間を有効活用できるメリットを活かし、翌日に備えて体調を整えることが大切です。
Q4: 夜勤なしで働ける介護施設はありますか?
A4: はい、あります。例えば、デイサービス(通所介護)や訪問介護事業所、ショートステイ(短期入所生活介護)の日勤帯、また一部の有料老人ホームやグループホームでも、夜勤専従職員が配置されており、日勤のみの勤務が可能な場合があります。デイサービスは、利用者様が日中に施設に通い、夕方にはご自宅に戻られるため、基本的に夜勤はありません。夜勤が体力的に厳しいと感じる場合は、夜勤なしの求人を探してみるのも良いでしょう。公式情報で確認しましょう。

まとめ

介護職の夜勤は、「きつい」と感じる側面がある一方で、夜勤手当による収入アップや日中の時間を有効活用できるといったメリットも持ち合わせています。特別養護老人ホームや有料老人ホームなど、施設種別によって夜勤の仕事内容や大変な点は異なりますが、利用者様の安全確保と快適な夜間生活のサポートが共通の役割です。

夜勤のある職場を選ぶ際には、夜勤手当の金額、シフトの融通、休憩・仮眠の有無、夜間の人員配置、そして未経験者向けの教育体制などをまず確認したいことです。これらの情報を事前にしっかりと収集し、ご自身の体力や生活スタイル、キャリアプランと照らし合わせることで、後悔のない職場選びができるでしょう。様々な情報を判断材料として活用し、ご自身にとって最適な働き方を見つけるための一歩を踏み出してください。

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