在宅サービス(デイサービス)

在宅3本柱の2番目はデイサービスの話です。

デイサービスは、施設に通って受けるサービスです。

1日どんなことをするのでしょう?

朝9~10時ごろ送迎車が迎えに来ますから、それに乗って施設に行きます。

施設に着くと、まず血圧をはかり今日の体の調子を見てもらいます。

その後、機能訓練をしたり、入浴したり、お昼を食べます。

午後は様々でゆったりとして過ごす人もいれば、レクレーションをする人もいます。

2時半ごろおやつが出ます。(どこの施設も工夫を凝らしていて美味しそうですよ。)

3~4時には帰宅となります。

デイサービスはどこの施設も同じようなことをしているように見えますが、

食事や入浴などの日常生活支援とレクレーションを主としたサービスと、

日常生活支援とリハビリテーションを主としたサービスに分かれています。

どちらもデイサービスと一緒に呼んでしまっていますが、

リハビリテーションが主であるサービスの方はデイケアといいます。

デイケアは医療施設(老人保健施設や病院などの医療機関)で行われるサービスなのです。

亀岡では、陽生苑、こもれび、シミズ病院、亀岡病院、柿花診療所などが

デイケアを行っています。  

他の通所介護施設で提供されているのがデイサービスです。

ご近所さん

ご近所のご夫婦ですが最近見かけないので少し気がかりでした。今日 離れて暮らしている息子さんに会えたので聞いてみたところ家の中でころんで怪我をされて入院しているとのことでした。帰って来られたら何か役に立つ事があればと思っています。

在宅サービス(ホームヘルプサービス)

介護保険にはどんなサービスがあるのでしょう?

まず自分の家にいて利用できるサービスから見ていきましょう。

在宅サービスには3本柱と呼ばれるメインのサービスがあります。

今日はその1つ、ホームヘルプサービスについてお話します。

ホームヘルプサービスというのは、ヘルパーさんに家に来てもらい、

身の回りの世話や家事を手伝ってもらうサービスです。

サービスは食事、入浴、排泄などの世話(身体介護)と、

調理・洗濯・掃除などの家事(生活援助)等に分かれています。

もちろん両方のサービスを組み合わせて使うこともできます。

身体介護と生活援助では少し料金が違います。

どちらも30分単位で料金が設定されているので、

ヘルパーさんは決められた時間内に仕事を終えなければならず余裕がなく大忙しです。

時々ヘルパーをお手伝いさんと勘違いして、あれこれ契約以外の仕事を頼む人がいます。

ホームヘルプサービスはケアマネジャーが立てたプランに沿って援助していきますから、

援助内容が決まっていて、あまり融通はきかないのです。

まして、ちょっと頼みたくても一緒にいる家族の事まではしてもらえません。

ケアプラン

介護サービスを利用したいと申請し、認定結果が出たらケアプランを立てます。

ケアプランと言うのは、いろいろある介護サービスの中から自分にあったサービスを選び、

どのように使っていくかを計画することです。

この計画を立てる専門家としてケアマネジャーがいます。

計画は自分でも作っても良いのですが、この費用は無料ですし、

各サービス提供事業所への連絡・調整が大変ですので、専門家に頼んだほうが楽でしょう。

「要支援」と判定されたら、ケアプランは地域包括センターで作ってもらいます。

「要介護」で、家にいて受けられるサービスを利用したいときは、在宅サービスを提供して

いる事業所にいるケアマネジャーに作ってもらいます。

「要介護」で施設に入所を希望するときは、施設にいるケアマネジャ-に頼みます。

いずれにしても、介護サービスを利用するときはケアプランを立てますので、

自分が生活していく上でどのような目標が立てられ、どのような支援が行われるのか、

しっかり把握することが大切です。