「家族講座」について

先日 「認知症介護のための家族講座」の参加者の募集について書きましたが、やはり介護している家族だけが対象だということでした。また 誰でも参加できる勉強会があれば参加したいと思っています。

豆知識(施設サービス費用)

前回の会議で疑問点として出された、施設サービス費用について調べました。  疑問は、施設サービス費において、多床室より個室のほうが安いという現象です。一般常識では病院のことも考えると、個室サービスのほうが高いと思うし、現にユニットの個室サービス費は高いです。ではなぜこんな現象が起こったのでしょう?

話は平成17年の介護保険法の改定に遡ります。その時の法改定により、施設利用者の居住費と食費が保険給付の対象外となり、自己負担となりました。 それまでの施設サービス費には居住費と食費が含まれていたのですね。それで、居住費については、標準額を算出し、従来の施設サービス費から引いて、介護サービス費用の減額を行うことになりました。すると、施設サービス費が、多床室より自己負担額の大きい個室の方が安くなってしまう、という「ねじれ現象」が起こったのだそうです。  そこで、多床室の費用の引き下げが行われ、利用者の総費用(施設サービス費の1割+居住費+食費+日常生活費)としては、個室より多床室の方が安いということになりました。

家族講座の案内

今日 自治会からのお知らせの中に認知症介護のための「家族講座」の参加者募集のパンフレットを見ました。認知症の人の介護家族を支援する為のものですが、第1回 「介護の仕方と介護者の心」 第2回 「基本的な知識の習得」 第3回 「認知症の方へのリハビリ」 第4回 「介護保険などの社会資源」の4回で、交流会や学習会となっています。対象が認知症の初期から中期の人を介護している家族となっているので、私のような者が参加出来るか主催の亀岡市保健センターに聞いてみたいと思っています。後日 ご報告いたします。

芸術の秋

今 ガレリアで「亀岡市美展」が開催中です。老若男女 プロ アマ の秀作が展示されています。洋画 日本画 陶芸 習字 彫刻 ステンドガラス 織物 力作揃いですよ。19日16時までです。

定例会議

1、 初めに、9月1日の美濃田老人会での活動について話し合いました。催しは時間も内容も良かったとの意見ですがフリートークについては、時間としては30分では短いと言う意見が出ました。出た質問などはメモを取ることも出来ないので、出来るだけ早い段階で全員が共有する為に反省会をして、集まった質問や疑問などは調べて、次回の参加者の方々に情報として発信していけるように冊子にして活用していきたいと言う意見で一致しました。

2、 今後の「介護相談リンクす」の活動についてメンバー、一人一人の思いを語り合った。そして皆の総意として、活動を通じて老後を安心して暮らせる為にある 「介護保険」を身近なものにするための啓発運動を進めていくことで一致しました。

3、 次回活動予定 イ、11月4日「旭町の民生委員会の定例会」に参加。                                                

             イ、日時はまだ未定「畑野町の老人会」に参加予定。

4、  亀岡市の委託を受けて自治会が運営する「見守り隊」が発足したとのことですが、各自治会で活動状況に、ばらつきあって十分 機能していないとのことです。市全体となるとなかなか目が届かないのですが、身近な隣近所なら気がつくのではないかと思いますので更なる活動を期待します。            

                                                             以上

誰かに相談して

また 「介護疲れでご主人を死なせてしまった」と言う記事を目にしました。きっと前の日まで献身的に介護されていたのでしょう。心身とも疲れて発作的にとった行動なのでしょうが、どちらもお気の毒です。早く、しんどいこと辛いこと 気軽に話せる世の中になることを祈ります。私一人では微力ですが、「介護相談リンクす」の活動の中で少しでも役に立てたらと思いを新たにしました。 

地域密着型サービス(その2)

グループホームについてお話します。

グループホームと聞くと精神障害者や知的障害者のグループホームもあり、いずれを指すのか分からないことがありますね。介護保険でのグループホームは認知症高齢者のための施設です。サービスの正式名は「認知症対応型共同生活介護」といいます。

この施設は名前の通り、認知症の人だけのサービスなので、医師から認知症と診断されなければ利用できませんが、診断があれば要介護と認定された人だけでなく、要支援2と認定された人も利用できます。

認知症グループホームは9人くらいの小さな単位(ユニット)で運営されていて、多くが個室となっています。グループホームは、少人数の家庭的な雰囲気の中で日常生活や機能訓練等の援助を受けて生活するのですが、特筆すべきことは共同生活を送るという視点です。共同生活をするというからには、利用者は自分で出来ることはできるだけ自分でするよう心掛けなければなりません。 そして、共同生活をする利用者をサポートする職員は、すべてを世話してしまうのではなく、利用者を根気よく見守りながら、できるだけ日常生活のことを自分でできるよう援助するのです。

ときに、昨年私の知り合いのおばあさんがグループホームに入所したのですが、「ここはサービスが悪いよ。ヘルパーさんは何もやってくれない。 お昼の支度を手伝ってなんていう。 こっちはお金払って入っているのに…。」と不平を言います。「今までやって来た事を職員の助けを得ながら取り組める事はよいリハビリになるのよ。」といっても、彼女は頑として受け入れず、食事や洗濯を手伝っている仲間をリビングから冷ややかに眺めています。

認知症グループホームの費用は、入居金が必要な所もあれば不要な所もあり、事業所によって大分異なります。また、要介護度によっても変わってきます。亀岡には「三愛の里」、「すずらん」、「つつじの家」、「洛和グループホーム」、「陽風荘」などがあります。利用するときは一時金等の有無や費用についてしっかり尋ねましょう。

紙芝居 入門

陽生苑 で 初めて 紙芝居を経験してきました。戸田さんと二人でかけ合いでしたが文字を追うのに一生懸命で味が出せませんでした。これも経験を積まないと、、、。今回は見て下さっている皆さんに助けていただき自分も楽しみましたが次回はもう少し上達していたいと思います。堀川さんがいいお手本でいてくださるので。戸田さん頑張りましょうネ。よろしく‼。

陽生苑での紙芝居

陽生苑での紙芝居

報告

9月1日 木曜日

旭町の美濃田老人会の定例会に呼んで頂きました。
朝から台風の影響で雨が降っていましたので心配していましたが18名(男性2名、女性16名)参加されていました。そして「介護相談リンクす」を立ち上げる時にお世話になりました、亀岡市の町づくり委員会の方も参観して頂き活動の様子を見て頂きました。

初めに介護保険についてパンフレットを見て頂きながら、今 自分が払っている保険料はいくらか知っていますか?と問いかけながら保険を利用するには介護認定を受けないと利用することが出来ないことや病気にならなくても遠慮しないでサービスを受けたらいいことなどを説明しました。不安に思っていることや心配なことがあったら辛抱したり悩んだりしないで私たちの所や外に向かって意思表示して上手に制度を利用しながら自分の家で元気で楽しく暮らして欲しいと話しました。

美濃田公民館

ちょっと一服と言うことで紙芝居を見て頂きました。「平林」という題名のお話で名前にまつわる楽しい話でいろんな読み方が出てきて楽しんで頂けた様子でした。紙芝居はメンバーの手作りですが、新作ごとに腕をあげて「リンクす」にとってはなくてはならない存在です。そして今日のもう一つの催しはメンバーの一人と二人のボランティアの方にお願いして「皇風煎茶禮式」と言うお煎茶のお茶席を用意してもらい、お手前を見ながらお茶とお菓子でくつろいで頂きました。今日は夏式で冷茶でしたが四季おりおりの作法があるとのことです。短い時間でしたが日本文化にふれて頂けたと思います。

美濃田公民館-紙芝居

落語の紙芝居

 

美濃田公民館-茶道

煎茶のお茶席風景

最後はグループに別れて参加者との交流の時間を持ちました。なごやかで有意義なひと時でいろいろ話が出たようです。私の席では最近 物忘れがひどくこのまま認知症になってしまうのかと不安でしかたない と言う人や 友人から施設の話を聞いが料金が違ったり、ある施設では食事など面倒みてくれないので急にやせて来て最近、毎日食事の世話をしに行っていると言う人もいて、いずれ自分も施設に入ることになった時のことを考えると不安だと言っていました。また ある施設では年金手帳さえ預けておけば一円も払はなくてもいい施設があると聞いた と言うひともあった。時間が許せばまだまだいろんな話が出ると思います。

二時間でしたが有意義で楽しい会だったと思います。「また来て」と言って頂いたことを励みに少しでもお役に立てればと、これからも勉強しながら頑張りたいと思います。