本の整理

 

 

今年に入ってインフルエンザの流行などで陽生苑の活動が中止になり、本がどうなっているのか気になっていたので、今日行ってきました。行ってみると職員さんたちの協力もあり、本は結構整理されていました。それに有難いことに施設では本の運搬用に台車を買ってくれました。しっかりしていて運びやすかったです。

以前陽生苑の図書を揃えるのに図書館の団体貸し出しを利用して本を整えていたのですが、紛失、汚し、期限などの問題があり、利用する人たちにいろいろ制限をつけなければならないので、それをどうしたらいいのかが悩みの種でした。

無くなっても汚しても大丈夫という方法がないだろか? 期限なく自由に読んでもらうにはどうしたらよいだろうか?

そこでみんなで本集めをしました。古本屋で買ったり、図書館で雑誌の払下げのある日にみんなで何度も並んで手に入れたり、また職員さんたちに家で読まなくなった本を寄付してもらったりして集め、今では蔵書が本棚に入り切れない程になりました。

でも時々「○○の本をよみたい!」と本棚にない本のリクエストがあります。そんな時は図書館で本を借りてきて渡し、期限が来たら返してもらうようにしています。

紆余曲折を経ながら陽生苑で本の貸出を始めて2年経ちました。本の整理に行くと入所者の本好きが集まってきて、読んだ本の感想を話してくれたりします。そんな時、少しずつ活動が根付いてきているのを感じ、とてもうれしくなります。

 

 

 

活動報告

西つつじヶ丘ふれあいネットでの説明会

日時:2月12日(火曜日) 13:00~14:30

場所:西つつじヶ丘ふれあいセンター

参加者:30名

ふれあいネットの研修会に参加し、「介護が必要かな?と思ったときに読む本」の説明をした。日頃から高齢者への取り組みを進めている会なので、メモを取ったりして熱心に話を聞いてもらった。事前に冊子を渡していてこともあり、質問する箇所に印をつけてあったり、サービスの一覧を表にまとめ勉強している会員さんもいた。在宅サービスは選択できても施設サービスは今どこも一杯なので選択の余地がない。自宅で長く暮らせるよう地域の取り組みも頑張りたいと話していた。

主な質問

①要支援と要支援と判定されない人とはどこがどう違うのか?

②ニュースなどで話題になっているグループホームは介護保険施設ではないのか?

③施設に入るのに年金で大丈夫か不安。

④成年後見制度について簡単に説明してほしい。

⑤地域での取り組みで参考になる例はないか?

 

 

ちょっと 聞いて?

今日 私の友人から相談を受けました。友人のご主人は難病で今 要介護1の認定を受けて在宅で暮らしています。筋肉が委縮する病気で家の中でもよく転び、顔や足のきずが絶えないので担当のケアマネージャーに手すりを付けたいので近所の大工さんに相談したと話したら「申請の書類が面倒なので業者を紹介します」と言ってその日のうちに業者を連れて来て見積もりをして帰って行ったとのことです。見積もりの内訳は5ヶ所の手すりの代金と取り付け費用で195、000円だったそうです。夜になってもう一ヶ所付けて欲しい所があることに気がつき、ケアマネさんに連絡したら次の日にケアマネさんから電話があり6ヶ所で20万円でいいと言ってきたそうです。(金額が妥当だ思うか?)とか(業者との関係がちょっと)とかケアマネさんに対して不信感をもってしまい電話してきたのですが、不審に思っていることのアドバイスは出来ませんでしたが友人とはじっくり話して手すりはみんなで協力して取り付けることにして、給付は近い将来 車椅子に乗ることになって住宅改修が必要になった時まで取っておくことになりました。手すり取り付け費用は妥当ですか?コメント頂けたら嬉しいです。

冊子ができました

 

昨年に取り組んでいた冊子が完成しました。

タイトルは「介護が必要かな?と思った時に読む本」です。

亀岡市やその近隣の市の介護サービス事業所を個別に取材して作りました。冊子の中身は介護サービスの種類の紹介と、在宅サービスや施設サービスを提供するそれぞれの事業所の特徴や場所の地図を載せています。今、私たちは亀岡市の各地域を回ってこの冊子の説明を行っています。介護サービスを利用しようかと思ったとき、ぜひ参考にしてください。

 

 

 

お手玉はいりませんか?

私の母はお手玉作りを生きがいにしています。これまでにたくさんのお手玉を作り、近隣の小学校や施設に差し上げました。母は「誰かにあげてね」とますます張り切って作っているのですが、最近私はどこにあげたらよいかわからなく困っています。

誰かお手玉のほしい人はいませんか?

活動報告

2月1日(金曜日)  13:00〰13:45

保津文化センター  「さわやか健康教室」  場所 ・ 保津町にて

参加者  女性20名

「介護が必要かな?と思った時に読む本」の配布と説明  蔭山さん

①始めにページ最後の「便利なサービス」について説明しました。

イ、配食について  サービスを提供する業者によってはお弁当だけの配達だったり、材料の配達や少し手を加える必要がある配食業者もあるので自分が必要とするサービスを受けるためにはよく業者の説明を聞いて決めた方が良いと話した。蔭山さんが自分自身でお弁当を何軒かの業者から取ってみての感想を披露すると味付けや値段など質問がたくさん出た。

ロ、外出支援について   病院や買い物などの移動の手段として介護タクシーや福祉タクシーがありますが、料金やシステムなどが違うので問い合わせの時によく話しを聞いた方が良いと話した。

②冊子の1ページから順を追って説明をしました。

地域包括センターのところでは、自分や家族が介護が必要かなと思った時に何処へ連絡しますか?と皆さんに問いかけて、包括センターの説明をしたり民生委員さんのことや市の高齢福祉課などでも相談できることを話しました。次に在宅でのサービスの説明では訪問介護サービスや福祉用具の購入やレンタルの説明をしました。家での生活をしながら施設を利用することが出来る小規模多機能型、デイサービス、デイケア、ショートスティ、グループホームなどの説明をしました。施設の利用には人それぞれ合う合わないがあってケアマネさんとよく相談したり2,3の施設を見学して決めた方がよいと説明しました。そして 在宅では生活が困難(介護が必要)になったら利用できる介護老人保健施設と特別養護老人ホームの説明をしました。老健と特養に関しては亀岡以外の近隣地域も掲載しているが入居できることも説明しておきました。最後に本誌の無断転載、複写は出来ないことを了解して頂きました。

③説明の後に質問を受けました。

ィ、特養と老健の違いがわからない。

ロ、最近、いろんな名前が書いてある車が走っているが利用者が増えているのか?

ハ、配食についてもっと詳しく知りたい。

ニ、在宅でヘルパーさんに来てもらうことになった時、サービスを受けられる時間やサービスの内容が聞く人によっていろいろなので不安に思っている。などの質問がでました。

今日 参加させて頂いた「さわやか健康教室」の皆さんは明るく快活で介護といううイメージからは遠い感じの方々ですが、熱心に聞いて頂きました。冊子の始めのところでは包括センターや在宅でのサポートサービス、デイサービスなどの説明までは比較的 笑顔で聞いておられましたが特養や老健といった施設の説明に入ると少し曇った顔つきになられた気がしました。避けて通れない老いですが地域で助け合って支えあって安心して暮らせる世の中になればいいなあと心から思えた一日でした。以上