地域密着型サービスは2006年の法改正で創設された新しい形のサービスです。
今までの介護保険サービスは、大きく在宅サービスと施設サービスに分かれていましたね。
しかし、新たに加わった地域密着サービスは、その名のように、地域に住む人が
使いやすいように地域事情に合わせたサービスとなっていて、
在宅サービスと施設サービスを複合的に組み合わせたサービスなどもあり、
今までの範疇では括られないサービスとなっています。
そして、地域密着型サービスが今までの介護サービスと大きく違う点は、
事業者の指定や指導・監督が市町村になったことです。
介護サービスでは、都道府県がサービスを提供する事業者の指定や指導・監督を行って
いますが、地域密着サービスでは市町村が行うことになりました。
ですから、在宅サービスと施設サービスについては、全国何処に行ってもそれらのサービ
スを利用できますが、地域密着型サービスは提供されている場所に住んでいる住民だけ
しか利用できません。
つまり、亀岡市で提供している地域密着型サービスは亀岡市の住民だけが利用できる、
ということです。(これはあくまで原則です)
では、次回は地域密着型サービスにはどんなサービスがあるかを見ていきましょう。